“雨の日の朝8時、風邪を引いてしまって微熱があるみたいなので、みんなに風邪を移すといけないからといって、会社にメールして有給休暇をとって、カミさんには、子供に移るといけないから、寝室には入れないでねっと念を押した上で、うつ伏せになって枕にアゴを乗せた姿勢で、左手を伸ばして枕元につんである本をとって、壁に立てかけて、そのままの姿勢で寝床に入ったまんま、雨音をBGMにして、ときどきゴミ回収車の音や、ヘリコプターの音に耳をそばだてたりながらも、お昼どうするのというカミさんの声には、食欲がないんだなんて適当に答えつつ、腰が痛くなったら寝返りうちつつ、午後2時45分ぐらいまで、読み続けるというのが、一番集中して本を読める状況です。
で、結局、空腹に耐えかねて、3時前にだらだらと起きだして、なんか食いてぇーな、なんて思いつつ、ダイニングに行くと、カミさんがあら何も食べるものなんてないわょとあっさり言われて、その辺に脱ぎ散らかしたままの服、適当に羽織って、玄関で靴を履いていると、子供にどっかいくの、ねぇどこいくの、と妙に期待されてしまって、子連れでコンビニに寄って、僕は先週発行の雑誌と500円以下の弁当を、子供にはおっとっとと秋限定ブドウジュースを買って、そのまま、近所の公園に行って、ベンチで子供とと並んで弁当食った後、子供が砂場でトンネル掘りに夢中になっているのを横目にちらちら確認しながら、雑誌を読んでるときも、案外、集中して読んでるかな。
”